最近、大人になってからバレエを始める人が増えてきましたね! 「子どもの頃に憧れていたけど、習う機会がなかった」「運動不足を解消しながら、美しい姿勢を手に入れたい」なんて理由でバレエを始める人も多いです。
バレエは体の使い方が独特で、最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、大人ならではの楽しみ方もたくさんあります。今回は、大人のバレエレッスンで気をつけたいポイントをお話しします。
1. 無理しすぎないことが大前提!
バレエは見た目が優雅ですが、実際にやってみると意外とハード。特に大人になってから始めると、体の可動域が限られていたり、筋力が不足していたりすることも多いんです。
「せっかく習うなら、できるだけ早く上達したい!」という気持ちはよくわかりますが、無理をしすぎるとケガの原因になります。 例えば、無理に足を高く上げようとしたり、つま先を無理に伸ばしすぎたりすると、足首や膝を痛めることも。
まずは自分のペースを大切にして、先生の指導をしっかり聞きながら動くことが大事です。特に初心者のうちは、シンプルな動きでも正しい姿勢を意識することが何よりも重要ですよ!
2. 体の準備をしっかり!ウォームアップとクールダウン
レッスンの前後にウォームアップやストレッチをしっかりやることも、大人バレエの大切なポイント。子どもと違って、大人の体は急に動かすと固まっていたり、筋肉がびっくりしてしまったりすることがあります。
レッスン前には軽いストレッチや、足首や膝を回したり、少し歩いたりして体を温めるのがオススメ。レッスン後も、使った筋肉をほぐすためにストレッチを行いましょう。
特にふくらはぎや太もものストレッチは、疲れや筋肉痛を軽減するのに効果的です。
3. 正しい姿勢を意識する
バレエでは「姿勢」がとても大切。背中が丸まっていたり、腰を反りすぎていたりすると、動きが美しくならないだけでなく、体に負担がかかることもあります。
特に大人の初心者さんが気をつけたいのが、お腹を引き上げる意識を持つこと。お腹の力が抜けてしまうと、腰に負担がかかってしまいます。
基本の立ち方(バレエの「引き上げ」)を意識して、肩の力を抜いて、首を長く見せるような感覚で立つと、バレエらしい美しい姿勢に近づきますよ。
4. 柔軟性よりも、まずは正しい動きを優先
バレエというと、開脚や足を高く上げるイメージがあるかもしれません。でも、柔らかさばかりを求めて無理に伸ばそうとすると、ケガの原因になります。
もちろん、少しずつストレッチを続けることで柔軟性は向上しますが、最初は「どれだけ足を上げられるか」よりも、「正しく動けているか」を意識する方が大切。
例えば、無理に開脚しようとして股関節を痛めるよりも、まずは足のポジションや体の使い方を丁寧に練習する方が、上達の近道です。
5. 呼吸を忘れずに!
バレエでは、優雅に見せるために動きに集中しすぎて、ついつい呼吸を止めてしまうことがあります。でも、息を止めると体が固まりやすくなり、動きがぎこちなくなってしまいます。
レッスン中は「吸う・吐く」を意識して、リラックスしながら動くことが大切。例えば、プリエ(膝を曲げる動き)では息を吸いながら降りて、吐きながら上がるなど、流れるような呼吸を意識してみてください。
6. 楽しむことが一番大事!
大人バレエは「楽しむこと」が何よりも大切です!子どもの頃からやっている人と比べると、できないことが多くて落ち込むこともあるかもしれません。
でも、大人になってからバレエを始めるのは、純粋に「バレエが好き」「やってみたかった」という気持ちがあるからこそ。
人と比べるのではなく、自分自身の成長を感じながら、バレエの美しい動きを楽しむことが一番です。レッスンを重ねるうちに、少しずつできることが増えていくのが、大人バレエの楽しいところですよ!
まとめ
大人のバレエレッスンでは、以下のポイントを意識してみましょう。
✅ 無理をしすぎず、自分のペースで続ける
✅ ウォームアップとクールダウンを忘れずに
✅ 正しい姿勢を意識する
✅ 柔軟性よりも、まずは正しい動きを優先
✅ 呼吸を止めず、リラックスして動く
✅ 何よりも、バレエを楽しむこと!
バレエは、続けることでどんどん体が変わっていきます。最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ慣れていけば大丈夫。
焦らずに、自分のペースでバレエを楽しんでくださいね!
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